志賀原発を廃炉に!訴訟 原告団ホームページ

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2019年6月19日
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株主差止め訴訟―富山地裁に提訴

6月18日(火)、志賀原発株主差止め訴訟原告団が富山地裁に提訴(訴訟を起す)しました。

午後2時より、富山県弁護士会館3Fホールに原告・サポーター・弁護団、報道関係者など約60名が集まり、「富山訴訟原告団結成集会」が開催されました。
集会ではまず最初に、金沢訴訟の北野原告団長があいさつしました。北野さんは金沢訴訟の経緯に触れ、現在の加島裁判長の下で「原子力規制委員会の判断を待つ」という審理方針が示され、裁判が滞っていること、その状況を打破するために、弁護団から「北陸電力のお膝元での株主による」富山訴訟が提案されたことを明らかにしました。
次に弁護団の岩淵弁護団長のあいさつがあり、その後原告団が紹介され、それぞれ決意を述べました。原告団は富山・石川の8名で構成され、うち4名が富山訴訟で初めて原告になった方々です。役員には原告団長に和田廣治さん、副団長に川原登喜のさん、事務局長に清水哲男さんが推薦され、満場の拍手で承認されました。

結成集会の後、原告・サポーター・弁護団は「活断層上の志賀原発を廃炉に!再稼働は認めない!」の横断幕を掲げて富山地方裁判所まで行進し、訴状を提出しました。

 

株主差止め訴訟原告団結成・提訴声明

 

 

 

                                                                      

 

富山新聞・朝日新聞富山版・北陸中日新聞(6月19日付)

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2019年6月11日
by ok
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原告団総会アンケートより

総会・富山訴訟について
「富山訴訟はとてもよいと思う」「いいことだ」(60代以上サポーターほか)
「新訴訟、うまくいけばいい」「頑張ってください」(60代以上男性原告・加賀ほか)
「富山訴訟の動き、初めて知りました。攻めの姿勢に敬服します。応援します」(4~50代加賀)
「総会、人が少なく淋しい」(60代以上女性原告)
「総会アピール、とてもよい」(4~50代女性・加賀)

「原告は何名か定かでないが、会社法では会社の中の出来事なので、運動と結びつきにくいのでは…」(60代以上男性サポーター・加賀)

「原発再稼働には絶対反対です。頭の固い裁判官が多いということがわかったが、ぜひとも訴訟で勝利できるようにがんばってほしいです」(60以上女性サポーター・石川)

「北電の体質、だんだんひどく重症ですね。早く荷物をおろして、健全な会社になるように。それが会社のみならず、住民のためです」(60代以上女性サポーター・加賀)

「政治に対して、もっと厳しい目を国民一人一人が向けなくては、危険な目にあわされる。政府は信用できない。三権分立も疑わしい。日本人は関心がなさすぎ。原発は必要ない。安全確保ができるものではない。日本人は一度決めたことをくつがえさない。過去の事例に頼りすぎ。何が起るかわからない。未知数のものはたくさんある」(4~50代・加賀)

「自分は参加できていないが、みなさんの真剣な取り組みに頭が下がります」(60代以上・加賀)

講演について
「とても明快で、わかりやすい」「他の多くの人にも聞いてもらいたい」
「何がおかしいのか、かみ砕くように、市民のレベルで話してくださった。」
「事実に基づく議論であり、説得力があった」(50代女性・加賀ほか多数)

「『住友林業と大和ハウス』や『年間1ミリシーベルトは基準、決めたら守るべき』などわかりやすい比喩でお話しいただき、本当にありがたかったです。3.11や志賀原発(廃炉)のことを今後も関心を持って見守り、関わっていきたいと思います。」(60代以上女性・加賀)

「樋口さんのような真理を求める方を呼んでくださり、ありがとうございます。裁判官が忖度(そんたく)を求められるとは知りませんでした」(4~50代・加賀)

「『目からうろこ』のお話でした。住友林業の耐震度よりも、原発の耐震度が低いとは…驚きました」
「『原発の危険性を他の人に伝えるのが私の責任だ』という講師の信念と良心に拍手」(女性サポーター・石川)

「原発問題はもっと難しい問題だと思っていましたが、これ程危険性を伴うもので、出るべき答えは明確だということがわかりました。議論に加わることが大切だと学びました」(2~30代・加賀)

「『私の話がわかった者は責任がある』という指摘は痛烈であり、そのとおりだと思った」(60代以上原告男性・石川)

「裁判官の責任の話かと思ったら、私たちの責任だと言われ、気づかされました。今日の話、家でも話そうと思います」

「『私は自分の真実を通せて、幸せな裁判官だ』と言われました。真実をつらぬくことは幸せなことなんですね。しぶとく、したたかに、しなやかに…」(女性サポーター・加賀)

「原発はもろいというか、こんなにいい加減な根拠に基づいて建てられていることにびっくりしました。私も科学者の信奉者でなく、科学の信奉者でありたいと思いました。」(2~30代加賀)

2019年6月9日
by ok
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原告団総会を開催しました

6月8日(土)午後1時30分、石川県教育会館3Fホールに原告・サポーター、弁護団、市民ら約230人(講演だけの参加を含む)が集まり、志賀原発を廃炉に!訴訟原告団の2019年度総会が開催されました。

最初に、北野原告団長があいさつしました。
「志賀原発では活断層の上に核燃料がある。万一事故があったら私たちはどうなるのか」北野さんは裁判所がその危険性を放置し続けていることを、怒りを込めて糾弾しました。また「安全最優先の文化確立」を標榜(ひようぼう)しながら、原発の危険性を顧みず「再稼働最優先」に突き進む北陸電力を厳しく批判し、その姿勢が経営面にさまざまな歪みを生んでいることを指摘しました。
そして、富山で新しい訴訟を起す本総会の議案に触れ、「52年にも及ぶ志賀(能登)原発反対運動の枠を越えて、新たな1ページを付け加えよう」と述べ、活発な議論を求めました。

つぎに、来賓の岩淵弁護団長があいさつしました。
岩淵さんは、「規制委員会に追随する司法」に対して、「安全性の問題を科学者に尋ねるのはいいが、科学者にすべて任せてはいけない」というのが福島原発事故の教訓だったと指摘、「規制委(科学者)の判断を待つ」という姿勢は福島事故を忘れ、完全に事故以前に戻ってしまっている、と鋭く批判しました。
岩淵さんは、こうした状況を打破していくために、私たちの運動をさらに継続していこう、と呼びかけました。

この後、来賓として石川県平和運動センター本田共同代表と、富山県平和運動センターの山崎議長が共にたたかう決意を語り、「福井から原発を止める裁判の会」の小野寺さんが連帯のあいさつを行いました。

議案審議では、第1号議案として堂下事務局長が1年間の活動報告、岡崎会計担当が決算報告を行いました。
2018年度内には一度も口頭弁論が開かれず、法廷外の活動が中心となりました。サポーター人数、会費はともにこの7年で最低になるなど、私たちの取り組みが充分であったのか、さらに取り組めることがなかったのか、新年度に向けて知恵を絞らなくてはなりません。

第2号議案では、北野原告団長が「志賀原発株主差止め訴訟(富山訴訟)」について提案しました。
会社法第360条を根拠として、北陸電力経営陣が巨大な経営リスク、事故リスクの塊(かたまり)である志賀原発の再稼働に突き進むならば、株主はその行為の差止めを求めることができるのです。
具体的には、①北電株主総会前の6月18日に富山地裁に提訴、②「金沢訴訟」の原告を含め、脱原発株主数名で原告団を結成、③「富山訴訟」の原告団長を北野団長とともに「共同代表」とする、④両訴訟の会計は一本とし、現在の原告・サポーターには新たな負担を求めない、ことなどが提案されました。
この議案は、会場からの質問に対して北野団長、中田弁護団長が丁寧に説明した後、満場の拍手で承認されました。2019年度の活動方針、予算、役員提案も原案どおり可決されました。

総会の最後に石川県平和運動センター中村事務局長から「総会アピール」が提起され、圧倒的な拍手で確認されました。

総会終了後、第2部として樋口英明さん(元裁判官)が『原発訴訟と裁判官の責任―これでいいのか、規制委追随の司法―』と題して記念講演を行いました。
樋口さんが裁判長として運転差止めを命じた大飯原発訴訟では、「原発は強い地震に耐えられない」ことは原告・被告の共通認識で、双方に争いはありませんでした。大飯原発の耐震基準は7百ガル程度であり、関西電力は「大飯原発の敷地にこれ以上の強い揺れをもたらす地震は来ない」と主張しました。地震の予知などできないことは、多くの地震学者が認めているのに…。原発の耐震基準は、住友林業や大和ハウスなどハウスメーカーの耐震基準(3千~5千ガル)を大きく下回っています。
樋口さんは今、「原発の危険性を知ってしまった以上、伝える責任がある」と講演で全国を駆け回っています。講演の最後に、「私の講演を聞いてしまった以上、会場のみなさんにも伝える責任がある」と参加者に投げかけました。

※講演の詳細については、HP「北野進の活動日記」をご覧ください。