志賀原発を廃炉に!訴訟 原告団ホームページ

〒920-0024 金沢市西念3-3-5 フレンドパーク石川5F TEL (076)261-4657

2020年6月25日
by ok
0 comments

北陸電力が株主総会開催

6月25日、富山市の北陸電力本店で今年の株主総会が開催されました。
石川・富山の「北陸電力と共に脱原発をすすめる株主の会」の仲間たちは1990年から毎年出席し、社長や取締役に直接志賀原発の稼働中止などを訴えてきました。

この日も朝8時半から「株主の会」や支援者ら30余名が本店前に集まり、総会前のアピール行動を行いました。

今年の株主総会は新型コロナウイルスの影響できわめて異例な総会となりました。同社は感染拡大防止を口実に、総会招集通知に「総会当日の来場を控えてください」と繰り返し記載したり、株主の質問を2~3分に制限して審議時間の大幅削減を図るなど、株主総会の形骸化を目論みました。
その一方で、まったく不要不急の志賀原発の再稼働のための工事を続けています。
まさに、コロナ禍に悪のりして脱原発の声を抑えつつ、再稼働の動きを加速させようとしています。

午前10時からの株主総会には百余名(昨年の三分の一以下)が出席、「株主の会」の会員など十数名が経営陣に質問および修正動議、株主提案などを行いました。

 

北陸中日新聞(6/26)
※クリックすると拡大

2019年11月16日
by ok
0 comments

志賀町で講演会を開催

11月16日(日)午前10時より、志賀町文化ホールで「志賀原発を廃炉に!講演会」を開催しました。原告団が志賀町勤労協、さよなら!志賀原発ネットワークと共催したもので、志賀町や能登・金沢地区、県外を含め約130人が参加しました。

講師は東京新聞「こちら特報部」記者の榊原崇仁(たかひと)さん。榊原さんは東日本大震災当時は石川県に勤務していて、志賀原発の避難計画や断層問題について継続的に報道しました。その後東京新聞特報部に異動、福島原発事故で被災した住民の被ばく問題を追い続け、福島県民健康調査や政府のリスクコミュニケーション、避難指示解除や期間政策の問題点を指摘してきました。
当日は『福島で起ったことは石川でも起こる―フクシマ現地取材から見えるもの―』と題して講演しました。
その中で榊原さんは、福島原発事故の今に至るまでの経過を2011~13年、2013~16年、2016~19年の三期に分けて詳細に分析、「福島で何が起きていたのか」を明らかにしました。そして「福島の経験をどう考えたらいいのか」と問題を投げかけ、長期にわたる(福島の)放射能汚染をおさらいし、それを志賀原発に置き換えて考え、同じ事態を起さないために何をしなければならないかを真剣に考えてほしい、と結びました。

2019年7月13日
by ok
0 comments

高圧電源車火災事故で申入れ

7月5日午前10時過ぎ、志賀原発に配備されていた高圧電源車から出火しました(新聞記事参照)。バッテリーケーブルが外れてショートしたことが原因と見られていますが、福島原発事故の教訓をふまえ、原発が外部電源を失ったときの代替電源として導入されたクルマから出火するとは!その役割の重要性を考えると、「北陸電力はどこまで緩みきっているのか」と憂慮せざるを得ません。
7月12日、今回の件で「さよなら!志賀原発ネットワーク」を構成する団体の代表らが、富山市の北陸電力本社を訪れ、「まったく発電せずに電力を消費しているだけの原発のために、これ以上危険にさらされることのないよう」申入れを行ないました。
申入れ時のやりとりなどは「北野進の活動日記」をご覧ください。

7月17日には、石川県知事にも申入れを行なう予定です。
北陸電力への申入書」(クリックすると表示)



















上は北國新聞(7/6)、下は北陸中日新聞(同)

※クリックすると拡大