志賀原発を廃炉に!訴訟 原告団ホームページ

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高浜に全国各地から400人が結集!

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関西電力の老朽原発(40年超え)である美浜3号機、高浜1、2号機の再稼働反対、廃炉を求める「関電よ 老朽原発を動かすな!高浜全国集会」が3月20日(土)、福井県高浜町内で開催されました。集会は地元県内や関西地区を中心に全国各地から約400人が結集、「志賀原発を廃炉に!訴訟原告団」や志賀原発に反対する「命のネットワーク」も参加しました。
当日は、まず11時45分から高浜原発を望む音海展望台で前段の抗議集会が開催されました。全国から参加した多くの団体ののぼり旗がひらめく中、実行委員会・木原壯林代表のあいさつに始まり、各地からの参加者の決意表明を受けたのち、高浜原発の北ゲートに向かってデモ行進。
木原代表やオール福井反原発連絡会の中嶌哲演さんらが代表して関電に対して、美浜3号、高浜1、2号機の廃炉決定など7項目の要求項目を掲げた申入書を手渡しました。

集会参加者の多くはチャーターした大型バスで乗り入れましたが、マイカー参加者は駐車場の関係で高浜漁港近くにある脇坂公園に駐車。会場へはピストン輸送してもらいましたが、「なんでここにこんな広大な公園が?」と思った脇坂公園はかの森山栄治・高浜町元助役の仕事と言われており、総事業費は34億円とのこと。

午後2時からは高浜町文化会館に移り大集会を開催。中嶌哲演さんのあいさつに始まり、老朽原発訴訟当事者や被ばく労働者、福島など全国各地からの参加者のあいさつが続きます。特に前々日、同じく老朽原発である東海第2原発の運転差止め判決を水戸地裁で勝ち取った茨城、首都圏からの参加者からの勝利報告は集会を大いに元気づけました。
 高浜町やおおい町、美浜町など地元若狭湾沿岸の原発反対の団体、さらに関西方面から参加した団体からの活動報告や再稼働阻止へのアピールが続きました。避難計画の不備を指摘した水戸地裁判決を引き合いに「関西圏の水甕(みずがめ)、琵琶湖を避難させる避難計画はつくれない」との指摘が印象でした。
集会は参加者全員で「老朽原発を動かすな」のボードを掲げる「プラカード・アクション」、集会決議の採択、シュプレヒコールで締めくくられ、15時45分から市内デモへと移りました。
「老朽原発を動かすな!」の声が町内にこだました約1時間のデモ行進では、手を振る住民の姿もあり、地元の変化が感じられました。

集会のあいさつで中島哲演さんは「再稼働反対の声を福井県知事や県議会など地元自治体に集中してほしい」と行動提起がありました。集会の大きな盛り上がりを今後のたたかいにつなげていかなければなりません。40年ルールを徹底させることは、危険な老朽原発の廃炉に加え、多額の投資をし、再稼働を目指す志賀原発など他の原発の採算にも大きな影響を与えます。隣県石川からも連帯の声を上げていきたいと思います。

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