志賀原発を廃炉に!訴訟 原告団ホームページ

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2020年10月2日
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国の責任を認める―仙台高裁

9月30日、福島第一原発事故をめぐって被災者3、650人余が国と東京電力に損害賠償などを求めた裁判の控訴審判決で、仙台高裁は一審に続き国と東電の責任を認め、約十億一千万円の賠償を命じました。
上田哲裁判長は判決理由で、国と東電は原発に大津波が襲来することを予見でき、事故を回避し得たとし、「国、東電とも経済的負担の大きさを恐れるあまり、津波の試算自体を避けようとした」と批判しました。

 

朝日新聞(10/1)
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北陸中日新聞(同)
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2020年6月25日
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北陸電力が株主総会開催

6月25日、富山市の北陸電力本店で今年の株主総会が開催されました。
石川・富山の「北陸電力と共に脱原発をすすめる株主の会」の仲間たちは1990年から毎年出席し、社長や取締役に直接志賀原発の稼働中止などを訴えてきました。

この日も朝8時半から「株主の会」や支援者ら30余名が本店前に集まり、総会前のアピール行動を行いました。

今年の株主総会は新型コロナウイルスの影響できわめて異例な総会となりました。同社は感染拡大防止を口実に、総会招集通知に「総会当日の来場を控えてください」と繰り返し記載したり、株主の質問を2~3分に制限して審議時間の大幅削減を図るなど、株主総会の形骸化を目論みました。
その一方で、まったく不要不急の志賀原発の再稼働のための工事を続けています。
まさに、コロナ禍に悪のりして脱原発の声を抑えつつ、再稼働の動きを加速させようとしています。

午前10時からの株主総会には百余名(昨年の三分の一以下)が出席、「株主の会」の会員など十数名が経営陣に質問および修正動議、株主提案などを行いました。

 

北陸中日新聞(6/26)
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2020年1月18日
by ok
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伊方原発差止めの仮処分―広島高裁

四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)の運転停止を求めて山口県の住民が申し立てた仮処分の即時抗告審で、広島高裁は17日、運転を認めない決定を出しました。
森一岳(かずたけ)裁判長は、原発付近に活断層がないとした四国電力の調査は不十分で、これを問題ないとした原子力規制委員会の判断には「過誤ないし欠落があった」としました。また阿蘇山の噴火リスクについても、破局的噴火に至らない場合でも火山灰などの噴出量は四国電力想定の3~5倍にのぼり、これを前提とした規制委の判断は誤りで不合理だと述べました。

 

朝日新聞(1/18)
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