志賀原発を廃炉に!訴訟 原告団ホームページ

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2016年3月10日
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News「高浜原発差止の仮処分決定」

3月9日、大津地裁は滋賀県の住民の訴えを認め、再稼働したばかりの高浜原発3、4号機の運転を差止める仮処分決定を出しました。この決定は即法的拘束力を持つため、関西電力は10日午前中にも停止作業に入ることになります。
稼働中の原発を直ちに止める司法判断は史上初。3.11福島原発事故後、原子力規制委員会の新規制基準に適合し、再稼働した原発の運転が禁止されたのも初めてです。
山本善彦裁判長は決定の中で、福島原発事故の原因究明が進まない中で新規制基準を策定した規制委の姿勢に「非常に不安を覚える」とし、新規制基準への適合だけでは安全性の立証は不十分である、と述べました。また規制委の審査対象外となっている住民の避難計画についても、「国主導で早急に策定されることが必要」と指摘しました。
201603-10高浜差止ashh201603-10高浜差止chnh

 

左朝日新聞(3/10)
右北陸中日新聞(同)

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2016年3月4日
by ok
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News「志賀原発直下は活断層」

3月3日、原子力規制委員会は都内で有識者による評価会合を開催し、志賀原発1号機の直下にあるS-1断層について、「活断層と解釈するのが合理的」とする評価書案とりまとめに合意しました。また1、2号機タービン建屋下を走るS-2、S-6断層についても、「活断層の可能性がある」と評価しました。
3月末にも規制委に提出され、評価書として確定します。
規制委は評価書を「重要な知見とする」としており、新規制基準に基づく適合性審査に大きな影響を与えるものと思われます。
201603-4志賀活断層chnh201603-4志賀活断層ashh左は北陸中日新聞(3/4)、右は朝日新聞(同)
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2016年2月24日
by ok
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金沢市内で街宣行動

時折雪がちらつく寒空の下、武蔵が辻(エムザ前)と香林坊(アトリオ前)で原告団の街宣行動を行いました。

街宣車からアピールしたのは北野進原告団長(珠洲市議)のほか、いずれも原告の盛本芳久副団長(県議)、森一敏さん(金沢市議)、山本由起子さん(同)、中村照夫さん(原水禁県民会議)ら。原告団事務局長の堂下健一(志賀町議)さんが司会進行を務めました。
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弁士のみなさんはそれぞれ、終盤を迎えた裁判の状況と北陸電力の対応などについて語り、原発再稼働を推し進める安倍政権を厳しく批判し、「サポーターに加わって裁判を支えてください」と訴えました。

街頭演説と並行して原告団有志がチラシ配布を行い、通行中の市民や観光客に積極的に声をかけました。
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