志賀原発を廃炉に!訴訟 原告団ホームページ

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2019年7月13日
by ok
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高圧電源車火災事故で申入れ

7月5日午前10時過ぎ、志賀原発に配備されていた高圧電源車から出火しました(新聞記事参照)。バッテリーケーブルが外れてショートしたことが原因と見られていますが、福島原発事故の教訓をふまえ、原発が外部電源を失ったときの代替電源として導入されたクルマから出火するとは!その役割の重要性を考えると、「北陸電力はどこまで緩みきっているのか」と憂慮せざるを得ません。
7月12日、今回の件で「さよなら!志賀原発ネットワーク」を構成する団体の代表らが、富山市の北陸電力本社を訪れ、「まったく発電せずに電力を消費しているだけの原発のために、これ以上危険にさらされることのないよう」申入れを行ないました。
申入れ時のやりとりなどは「北野進の活動日記」をご覧ください。

7月17日には、石川県知事にも申入れを行なう予定です。
北陸電力への申入書」(クリックすると表示)



















上は北國新聞(7/6)、下は北陸中日新聞(同)

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2019年6月19日
by ok
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株主差止め訴訟―富山地裁に提訴

6月18日(火)、志賀原発株主差止め訴訟原告団が富山地裁に提訴(訴訟を起す)しました。

午後2時より、富山県弁護士会館3Fホールに原告・サポーター・弁護団、報道関係者など約60名が集まり、「富山訴訟原告団結成集会」が開催されました。
集会ではまず最初に、金沢訴訟の北野原告団長があいさつしました。北野さんは金沢訴訟の経緯に触れ、現在の加島裁判長の下で「原子力規制委員会の判断を待つ」という審理方針が示され、裁判が滞っていること、その状況を打破するために、弁護団から「北陸電力のお膝元での株主による」富山訴訟が提案されたことを明らかにしました。
次に弁護団の岩淵弁護団長のあいさつがあり、その後原告団が紹介され、それぞれ決意を述べました。原告団は富山・石川の8名で構成され、うち4名が富山訴訟で初めて原告になった方々です。役員には原告団長に和田廣治さん、副団長に川原登喜のさん、事務局長に清水哲男さんが推薦され、満場の拍手で承認されました。

結成集会の後、原告・サポーター・弁護団は「活断層上の志賀原発を廃炉に!再稼働は認めない!」の横断幕を掲げて富山地方裁判所まで行進し、訴状を提出しました。

 

株主差止め訴訟原告団結成・提訴声明

 

 

 

                                                                      

 

富山新聞・朝日新聞富山版・北陸中日新聞(6月19日付)

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2019年6月11日
by ok
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原告団総会アンケートより

総会・富山訴訟について
「富山訴訟はとてもよいと思う」「いいことだ」(60代以上サポーターほか)
「新訴訟、うまくいけばいい」「頑張ってください」(60代以上男性原告・加賀ほか)
「富山訴訟の動き、初めて知りました。攻めの姿勢に敬服します。応援します」(4~50代加賀)
「総会、人が少なく淋しい」(60代以上女性原告)
「総会アピール、とてもよい」(4~50代女性・加賀)

「原告は何名か定かでないが、会社法では会社の中の出来事なので、運動と結びつきにくいのでは…」(60代以上男性サポーター・加賀)

「原発再稼働には絶対反対です。頭の固い裁判官が多いということがわかったが、ぜひとも訴訟で勝利できるようにがんばってほしいです」(60以上女性サポーター・石川)

「北電の体質、だんだんひどく重症ですね。早く荷物をおろして、健全な会社になるように。それが会社のみならず、住民のためです」(60代以上女性サポーター・加賀)

「政治に対して、もっと厳しい目を国民一人一人が向けなくては、危険な目にあわされる。政府は信用できない。三権分立も疑わしい。日本人は関心がなさすぎ。原発は必要ない。安全確保ができるものではない。日本人は一度決めたことをくつがえさない。過去の事例に頼りすぎ。何が起るかわからない。未知数のものはたくさんある」(4~50代・加賀)

「自分は参加できていないが、みなさんの真剣な取り組みに頭が下がります」(60代以上・加賀)

講演について
「とても明快で、わかりやすい」「他の多くの人にも聞いてもらいたい」
「何がおかしいのか、かみ砕くように、市民のレベルで話してくださった。」
「事実に基づく議論であり、説得力があった」(50代女性・加賀ほか多数)

「『住友林業と大和ハウス』や『年間1ミリシーベルトは基準、決めたら守るべき』などわかりやすい比喩でお話しいただき、本当にありがたかったです。3.11や志賀原発(廃炉)のことを今後も関心を持って見守り、関わっていきたいと思います。」(60代以上女性・加賀)

「樋口さんのような真理を求める方を呼んでくださり、ありがとうございます。裁判官が忖度(そんたく)を求められるとは知りませんでした」(4~50代・加賀)

「『目からうろこ』のお話でした。住友林業の耐震度よりも、原発の耐震度が低いとは…驚きました」
「『原発の危険性を他の人に伝えるのが私の責任だ』という講師の信念と良心に拍手」(女性サポーター・石川)

「原発問題はもっと難しい問題だと思っていましたが、これ程危険性を伴うもので、出るべき答えは明確だということがわかりました。議論に加わることが大切だと学びました」(2~30代・加賀)

「『私の話がわかった者は責任がある』という指摘は痛烈であり、そのとおりだと思った」(60代以上原告男性・石川)

「裁判官の責任の話かと思ったら、私たちの責任だと言われ、気づかされました。今日の話、家でも話そうと思います」

「『私は自分の真実を通せて、幸せな裁判官だ』と言われました。真実をつらぬくことは幸せなことなんですね。しぶとく、したたかに、しなやかに…」(女性サポーター・加賀)

「原発はもろいというか、こんなにいい加減な根拠に基づいて建てられていることにびっくりしました。私も科学者の信奉者でなく、科学の信奉者でありたいと思いました。」(2~30代加賀)