志賀原発を廃炉に!訴訟 原告団ホームページ

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2025年11月21日
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法令違反について北陸電力に申入れ

志賀原発で、原子炉等規制法(核物質防護規定)に違反する状態が少なくとも11年もの間続いていた問題について、私たちは石川県(10月14日)、原子力規制庁・志賀事務所(11月5日)に続いて11月20日、北陸電力に申入れを行ないました。

当日は、原告団、さよなら!志賀原発ネットワーク、石川および富山県平和運動センターなど5団体から9名が富山市の北陸電力本社を訪問しました。
最初に、富山県平和運動センターの三善議長が同社の地域共創部笈田特任部長に「質問書」を手渡しました。その後質問書の内容にしたがって、北陸電力の対応や責任について質しました。

これに対して、北陸電力はパワーポイントを使って今回の案件について説明し、「低レベル放射性物質を収納したドラム缶を運搬する作業において、防護区域および周辺防護区域に入る際、必要とする点検の一部を行なっていなかった」こと、「違反の深刻度はレベルⅣ―安全影響は限定的で極めて小さい」と説明し、すでに当該区域の出入りや、出入り問題全般を含めてマニュアルの見直しを行なった、と説明しました。

これに対して富山から参加した北電株主でもある和田さんは、「これはマニュアルを見直したからそれでいい」などというものではなく、「何故こんなことが11年以上もまかり通ったのか、徹底的に確かめなくてはいけない」と述べ、「これは今始まったことではなく、あの臨界事故の後社長自ら『絶対に繰返してはいけない、教訓にしなくてはいけない』」と言っている中で起こったのであり、「だからこそ、もう一度きちんと問い直すべきだ」と述べ、北陸電力の姿勢そのものを追及しました。

2025年11月18日
by ok
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「第三次提訴」を行ないました

11月17日、私たちの「志賀原発を廃炉に!訴訟」は新たな一歩を踏み出しました。
このたび「第三次原告団」に加わった原告らは12時30分に兼六園下に集合、横断幕を掲げて金沢地裁まで行進しました。
そして満を持して金沢地裁に訴状を提出、その後金沢白鳥路ホテル山楽に会場を移して、第一次・第二次の原告やサポーター、弁護団とともに、報告集会・記者会見を行ないました。

この訴訟は2012年6月に原告120人で金沢地裁に提訴し、翌2013年に福島からの避難者5人を加えて第二次提訴を行い、現在までに46回の口頭弁論が行なわれています。私たちは毎回原告意見陳述を行い、さまざまな観点から志賀原発の危険性を訴えてきました。
しかしながら、提訴から13年が経過したにもかかわらず、未だに結審に至っておらず、裁判所は司法の独立を放棄したかのように、原子力規制委員会の判断を待ち続けるという姿勢に固執しています。

報告集会の冒頭で北野原告団長はこの第三次訴訟のねらいを、原告団組織と運動の強化であると述べるとともに、昨年の能登半島地震でこの裁判の潮目が大きく変わったことを指摘しました。北野さんは新たな原告が、これまでの石川富山や福島からだけでなく、能登在住者や北陸三県、そして全国で原発訴訟をたたかう仲間の代表が加わったことも明らかにしました。

その後、新原告を代表して4人の方が決意を述べました。
珠洲から新たに加わった若い落合さんは小学生のとき珠洲原発闘争を経験し、大人たちが真剣にたたかっている姿を見ながら育ってきました。落合さんは昨年の能登半島地震の震源が珠洲原発予定地の高屋・寺家のすぐ近くだったことに触れ、もしあそこに建っていたら多分私たちは生きていないだろうし、陸路からも海路からも助けに来てもらえないことがよくわかったと語りました。そして、自分のもっと下の世代にもこの裁判に興味を持ってもらえるよう、原告の一員として活動していきたいと力強く決意を表明しました。

 

 

 

左は朝日新聞(11/18)、右は北陸中日新聞(同)
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2025年10月15日
by ok
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志賀原発での法令違反について県に申入れ

志賀原発で、重要施設がある「防護区域」に入る際、実施すべき安全対策上の点検(本人確認)の一部を怠っていたことが10月6日に開かれた石川県原子力環境安全管理協議会(安管協)で判明しました。原子炉等規制法(核物質防護規定)に違反する状態が「少なくとも11年もの間」続いていたという驚くべき内容です。

14日、原告団、さよなら!志賀原発ネットワーク、県平和運動センター、社民党県連など4団体から10名が参加して、石川県に「質問書」を提出し、法令違反が常態化していたことに対する県の対応や責任について質しました。

1時間を超えるやりとりの中で、参加者はさまざまな角度から県の姿勢を追及しました。
そもそも、このような法令違反は「少なくとも11年間」ということですが、その根拠が不明です。北野原告団長の「ひよっとしたら、志賀原発では最初から常態化していたのではないか」という指摘にも、明確な回答はありませんでした。
私たちの申入れに対応した原子力安全対策室の北嶋室長や内田同次長は、すでに公表された内容を説明するものの、「放射性廃棄物の運搬作業に関わる手順書の不備と聞いている」、「再発防止策は継続的に見ていきたい」、とか「それ以上確認するのは難しい」などと繰返すばかりでした。


北陸中日新聞(10/7)↓