志賀原発を廃炉に!訴訟 原告団ホームページ

〒920-0024 金沢市西念3-3-5 フレンドパーク石川5F TEL (076)261-4657

2026年7月1日
by ok
0 comments

原告弁護団が「控訴理由書」を提出

富山県と石川県の北陸電力株主が2019年に代表取締役らを訴えた志賀原発株主差止め訴訟(富山訴訟)は本年3月4日、富山地裁矢口裁判長が原告敗訴の判決を出しました。原告5名はこんな判決は到底受け入れられないとして、3月17日、名古屋高裁金沢支部に控訴しました。

そして6月30日、原告側弁護団は同高裁支部に「控訴理由書」を提出しました。
全体で79ページにわたって原判決(富山地裁判決)の誤りを鋭く指摘し、代表取締役の善管注意義務違反は明らかであると述べています。最後の「結語」は次のとおりです。
「以上、被控訴人ら(代表取締役ら)は現に法令に違反する行為をし、また、法令に違反する行為を行うおそれがあり、…(略)…それらの行為によって北陸電力に回復することができない損害が生ずるおそれがあることは明らかであるから、原判決は取り消された上、控訴人(原告)らの請求が認容されるべきである」

今後、名古屋高裁金沢支部から第1回口頭弁論の日程が示される見込みです。

2026年6月26日
by ok
0 comments

「サイカドウ」、「サイカドウ」連発の北電株主総会

6月25日午前10時から北陸電力本店(富山市牛島町)2階ホールで、2026年株主総会が開催されました。当日は167人の株主が出席(脱原発株主は約20名)し、うち17名が発言(14名が質問、3名が会社議案への修正動議)しました。しかし金井豊会長(議長)が発言を2分間に制限したため、株主は充分に思いを伝えられず、不満が募りました。総会は1時間55分で終了、今年も全国9電力会社で二番目に短い(最短は北海道電力)株主総会でした。
株主の質問に対して取締役らは正面から答えようとせず、応答はかみ合わないままでした。取締役らの答弁では、言葉の端々に「サイカドウ」、「サイカドウ」と繰り返されましたが、かえって北電経営陣の焦りを感じました。

株主総会前の午前9時から、「北陸電力と共に脱原発をすすめる株主の会」や市民団体が本店前で演説したり、チラシを配るなどのアピール行動を行いました。株主が総会会場に入った後も2時間以上にわたり、盛本石川県議や富山県平和運動センターの窪喜事務局長がアピールを続けました。
今回も多くのみなさまに支えられて、株主総会会場の内外で「志賀原発はいらない」と訴えることができたことに感謝します。

 

 

 

※左は北陸中日新聞(6/26)、
右は北國新聞(同)
※クリックすると拡大

2026年6月8日
by ok
0 comments

赤住断層見学会に参加しました

6月7日(日)、富山訴訟原告団長の和田廣治さんが呼びかけた現地見学会に、石川・富山から15名が参加しました。参加者は午前10時に赤住団結小屋に集合、和田さんから見学の意義(見どころ)について説明を受けました。
昨年末、国土地理院が「志賀町福浦港付近から赤住に至る南北3キロメートルの断層(推定活断層)」を公表しました。この断層は赤住海岸から北へ、志賀原発の敷地を横切って重要構造物の下を走っているため、活断層と判断されれば、原発は再稼働できなくなります。
私たち見学者一行はまず、団結小屋から徒歩で国道36号線の方へ下り、海岸と平行して国道を横切る断層を観察しました。国土地理院作成の資料を見ると、この断層は確かに北方へ志賀原発の敷地へ伸び、その先はずっと福浦の方へ続いています。
次に一行は自家用車に乗り合わせ、福浦灯台に向かいました。駐車場から狭い道を下り、腰巻地蔵の碑を通って、灯台の左の道から下へ降りるとそこはきれいな海で、数人の釣人が糸を垂れています。岩場伝いにもっと北の方へ行くと、大きな岩が盛り上がった所があり、ここが最北部で断層の露出(露頭)が見られます。傾(かし)いだ大きな岩が貼り合わせたように何層も続き、その先は海へ消えています。
そのすぐそばに、鉄パイプで櫓を組んだ「立入禁止」の構造物がありました。北陸電力がボーリング調査を依頼した業者のものかも知れません。