原告・サポーターのみなさま
10月31日(木)、金沢訴訟の第43回口頭弁論が行われます。
今回の原告意見陳述は国吉正人さん。
国吉さんの故郷は珠洲市大谷地区、能登半島地震の震源地から7kmほどの所です。国吉さんは実家で兄夫婦や95歳の母親が被災し長期の避難生活を強いられたにもかかわらず、そこに行くことも連絡することもできなかったこと、また地震から2日後、妻の実家の輪島市に行くのに往復14時間もかかったことから、「寸断された道路で安全に避難するなんて無理」、「壊れた家で屋内退避なんて無理」であり、「原発からの避難計画なんて絵に描いた餅」だと指摘します。
そして最後に、「どうか能登半島を不毛の地にしないでください」、「どうか私の大事なふるさとを奪わないでください」と訴えます。
傍聴行動に参加できる方はぜひ、お願いいたします。今回も傍聴制限はなく、先着順に座席が割り当てられる予定です。
原告・サポーターで傍聴席を埋め尽くし、志賀原発廃炉への強い意志を示しましょう。
◇期 日…10月31日(木)14時開廷
◇集 合…13時30分までに石川門下白鳥路入口へ
~裁判所まで行進し、法廷前で待機
◇裁判傍聴…14時~金沢地裁205号法廷で
◇報告集会…裁判終了後~香林坊アトリオ横、県教育会館2F会議室
※報告集会終了後、ミニ学習会を予定しています。
「敷地内断層は本当に動かないのか?―規制委による判断の問題点―」と題して、宮本研太弁護士がわかりやすく解説します。