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富山訴訟第2回口頭弁論

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12月16日(月)午後3時、富山地方裁判所で第2回口頭弁論が開かれました。
35の傍聴席を巡って今回も抽選となり、多くの支援者が法廷に入れませんでした。

法廷では、最初に小嵐喜知雄さんが原告意見陳述を行ないました。
小嵐さんは今年6月の北陸電力株主総会で、「規制委員会からテロ対策施設の設置を求められているが、いつまでにどれくらいの費用をかけて完成させるのか」、「原子炉建屋の最上階にある使用済み核燃料貯蔵プールに飛来物があった時のために、どのような対策を講じるのか」と質問しましたが、いずれもまともな回答が得られなかったことを紹介しました。
そして、株主に対する説明を拒否するのは、これらの施設が膨大な費用を要することを株主に知られたくないからではないか、問題を矮小化して不都合な真実を隠しているのではないか、と質しました。
最後に小嵐さんは「私は進行性のがんと闘いながら、人生をかけて本訴訟に取り組んでいます。それを『訴権の濫用』と言うのなら、株主無視・人間性無視を自ら裁判所や社会全体に表明することになります」と被告らに猛省を促しました。

今回、原告弁護団は裁判所に4本の準備書面を提出しました。
第1準備書面(兼求釈明)は、関西電力の取締役らが高浜町の元助役から金品を受領していた事件を受けて、北陸電力でも同様の事実がなかったのかどうか、「調査の結果、そういうことはなかった」と報道されていますが、その調査対象は誰で、いくらを基準に調査したのか、と尋ねています。
第2準備書面は、被告の答弁書(9/20提出)に対する反論です。「原告は個人的な主義主張の達成を求めており、訴権の濫用だ」とか「株主総会で多数に支持された経営方針に従って執行しており、善管注意義務違反には当らない」といった被告の主張に的確に反論しています。
第3準備書面は志賀原発の根本的な危険性について主張したものです。例えば火力発電所では、外部電源が止まると燃料の供給が止まり、発電が止まる。一方原発は電源が止まっても燃料は加熱し続け、止める方法がなくなります。根本的に危険性が内在していることを明らかにしています。
第4準備書面は、被告の答弁書について求釈明の申し立てをしたものです。「安全性向上対策が講じられた後、重大事故が発生する可能性の有無、確率を明らかにされたい」「志賀原発の使用済み核燃料プールは何年で一杯になるのか、その保管費用はいくらか」など約30項目にわたって問い質しています。
被告側はこれに対して、「回答するかどうかも含めて次回までに検討する」としました。

次回は3月4日(水)、次々回は5月25日(月)いずれも午後2時開廷です。

口頭弁論終了後、弁護士会館3階ホールで報告集会が開催され、原告・サポーター、弁護団、報道関係者など80余人が参加しました。

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