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裁判官を忌避―第26回口頭弁論

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3月26日(月)、第26回口頭弁論が金沢地方裁判所で行われました。

前回期日で裁判所は「次回は審理の方針を示すことを予定している」と述べていました。原告弁護団は、結審の可能性も含めたさまざまなケースを想定し、それぞれの対応を検討しながら今回の審理に臨みました。
裁判は私たちの呼びかけに応えて多くの原告・サポーターが詰めかけ、傍聴席で裁判所の姿勢に目を光らせる中で、午後2時に開廷されました。

冒頭、加島滋人裁判長は「原子力規制委員会有識者会合の評価書にかかわるデータ拡充は重要であると考えている。施設直下の断層が活断層であるかどうかを判断するには多方面の専門的科学的知見を要するので、規制委員会の判断を待ちたい」と述べました。

3月2日に開催された規制委員会の審査会合では、5本の断層以外にどれを(活断層であるかないかの)評価の対象にするかさえまだ決まっていません。北陸電力は座長の石渡委員から「資料の再構築」(出し直し!)を求められるなど深刻な事態に直面しており、この裁判に資料など出せない状況です。

いつまで待つかもわからない規制委員会(行政)の判断を待たなければ司法の判断を下せないということなら、それは民事訴訟の責任を放棄するにほとんど等しい、と言わなければなりません。
行政が例えば、「あれは活断層だから、志賀原発を動かしてはならない」と判断したらそれでもう終わり、司法判断を待つまでもありません。逆に「あれは活断層じゃない。原発を動かしてもいい」となれば、司法も同じように判断するということです。
要するに「今の裁判体で判決するつもりはない」と明言したも同然です。

岩淵原告弁護団長は直ちにそのことを指摘し、「この裁判は提訴してからもう6年になろうとしている。これは迅速な裁判を受けるというわれわれの権利を著しく阻害するものだ」と述べて、加島裁判長ら裁判官全員を忌避しました。
※「忌避」…裁判官が不公平な裁判を行うおそれがある場合、訴訟当事者の申し立てによってそれら裁判官をその事件の職務執行から排除するもの

これにより審理は一旦中断され、金沢地裁の別の裁判官によって「裁判官忌避」の可否が判断されることになります。
私たち原告団は、今後の進め方について弁護団と十分相談しながら慎重に判断し、5月26日(土)の原告団総会で原告とサポーターのみなさんに提案・協議したいと思います。

口頭弁論終了後、金沢弁護士会館2階ホールで報告集会が開催され、原告・サポーター、弁護団、マスコミ関係者など60余人が参加しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上は北陸中日新聞(3/27)下は朝日新聞(同)

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