志賀原発を廃炉に!訴訟 原告団ホームページ

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2015年6月1日
by ok
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原告団総会・記念講演を開催しました

5月30日(土)、石川県地場産業振興センター新館コンベンションホールに、原告・サポーター、市民ら約240人(講演だけの参加を含む)が集まり、原告団の2015年度総会が開催されました。201505-30廃炉訴訟総会 025h

最初に原告団を代表して北野原告団長があいさつしました。
201505-30廃炉訴訟総会 017hh北野さんは、原子力規制委員会有識者会合(5/13)が「活断層であることを否定できない」ことで一致したことに触れ、裁判での私たちの主張を4人の専門家がそろって追認したものだ、と指摘しました。
しかし北陸電力は簡単に再稼働を諦めることはなく、行政訴訟も視野に対抗してくる可能性があります。そこで私たちの「志賀原発を廃炉に!訴訟」が大きな意味を持ってきます。
北野さんは将棋にたとえて、「最後に気をゆるめて甘い手を指すと、一気に逆転される」と楽観を諫め、「志賀原発にとどめを刺すたたかいを展開するためにもさらなる支援を!」と訴えました。

次に登壇した岩淵弁護団長はあいさつの中で、これまで規制委員会の中で活断層の可能性があると言われた原発は東通、敦賀、志賀の3つであり、そのうち訴訟が起っているのは志賀原発だけだと指摘し、「私たちは訴訟上、最も大きな武器を手に入れた。この武器を最大限使って、勝利に向けて最終盤の局面を切り拓いていきたい」と決意表明しました。

続いて総会議案の審議に入り、堂下事務局長が1年間の活動報告を、岡崎会計担当が決算報告を行いました。
2014年度は5回の口頭弁論が開催され、3人の原告が意見陳述。弁護団も20本を超える準備書面を提出して原告側の主張をほぼ出し尽くし、被告北電の「反論」に順次再反論を加えています。201505-30廃炉訴訟総会 051hh
2度にわたって開催した講演・学習会、志賀現地の断層視察・調査活動など新しい取組みも実施しました。また脱原発原告団全国連絡会議が正式に発足し、全国の原発訴訟との連帯活動が前進しました。地元で行われている大飯原発訴訟控訴審の支援活動も定着しつつあります。
2014年度末のサポーター数は2,464人と、個人サポーターが初年度に匹敵するまで増加するなど、会費・カンパ収入が順調に伸びました。他方、印刷費・会議費などの経費を節減した結果、最終的に約53万円の繰越金を残すことができました。
こうした活動報告・決算報告は挙手で承認されました。

続いて2015年度の活動方針が堂下事務局長から提案されました。
堂下さんは、「訴訟は今年度中に結審を迎える可能性が高く、今年は正念場の1年になります。司法の場で志賀原発にとどめを刺す年にして行きましょう」と述べ、下記5項目を核とした活動方針を提案しました。
(1)裁判では傍聴席を満席にして口頭弁論に臨もう!
(2)年会費の早期納入を!
(3)原告団ニュースの定期発行を!
(4)全国の仲間との連携を!
(5)法廷内外での活動を活発に展開しよう!

質疑応答の後、活動方針は予算案、役員案とともに挙手で承認されました。

201505-30廃炉訴訟総会 068h総会終了後、第2部として井戸謙一さんが「司法と市民の力で原発を止めよう!」と題した記念講演を行いました。井戸さんは2006年、志賀原発2号機の差止めを命じた元金沢地裁裁判官です。

講演の内容はこちらからどうぞ。→https://youtu.be/toLqLXwsbFk

201505井戸講演ashh201505井戸講演chnh

 

 

 

 

 

 

 

朝日新聞(5/31)左、
北陸中日新聞 同右

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2015年1月30日
by ok
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映画「日本と原発」上映会のご案内

「さよなら!志賀原発ネットワーク」の主催で、「日本と原発」上映会が石川県内各地で開催されます。201411大飯控訴審 057hh
この映画は脱原発弁護団全国連絡会の共同代表として活躍している河合弘之弁護士(右)が自ら監督となって制作したもの。福島原発事故の関係者にインタビュー取材を行い、事故を引き起こした背景、巻き込まれた人々の苦しみ、そしてエネルギー政策のウソと真実を追求したドキュメンタリー映画です。

【金沢地区】 ※河合監督のトークがあります
◇日 時…2月22日(日)午後1時~
◇会 場…石川県教育会館3Fホール(金沢市香林坊1-2-40)
◇入場料…前売1,000円、当日1,200円、高校生以下無料
◇お問合せ…076-263-9328(中垣)、076-233-2170(平和運動センター)

県内他地区での上映会は―
【珠洲】2/15(10:00~、13:30~)ラポルトすず 入場料…カンパ
【津幡】2/18(14:00~)水野さん宅  入場料…カンパ
【富来】2/20(19:00~)富来活性化センター 入場料…カンパ
【七尾】2/21(17:00~)真宗大谷派能登教務所 入場料…カンパ
【加賀】2/24(18:30~)真宗大谷派大聖寺教務所 入場料…500円
    2/27(19:00~)光闡坊 入場料…カンパ
【野々市】2/28(19:00~)常讚寺 入場料…500円

※会場の住所、お問合せ先など詳細は「日本と原発」ホームページ・各地のイベントスケジュールでご確認ください。
 
201501「日本と原発」-2

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2014年9月25日
by ok
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9.23さようなら原発大集会に参加

201409さよなら原発中央集会 006hh9月23日、「川内原発を再稼働するな!」「フクシマを忘れない!」をスローガンに、さようなら原発全国大集会が開催され、石川県平和運動センターの仲間とともに参加しました。
当初この集会は代々木公園で開催する予定でしたが、デング熱発生のため、急遽亀戸中央公園(東京都江東区)に変更になりました。某新聞の「集会は中止になりました」という「誤報」にもかかわらず、全国各地から1万6千人もの市民、労働者らが集まりました。

集会前、私たちは会場入口で、原告団ニュースとサポーター募集チラシを入場してくる人たちに配布し、訴訟への支援を呼びかけました。500部用意したチラシはまたたく間に来場者に手渡されました。
午後1時から木内みどりさん(女優)の司会で集会が始まりました。呼びかけ人の鎌田慧さん、澤地久枝さん、大江健三郎さん、落合恵子さんらと共にステージでトークしたのは、車イスで登壇した第五福竜丸乗組員の大石又八さん、韓国・台湾で脱原発をたたかい連帯を表明したパク・ヘリョンさんとチェ・スーシンさん、福島から橋本あきさん(原発いらない福島の女たち)、そして焦点の川内原発現地から力強い決意を述べた向原祥隆さん(脱原発かごしまネット代表)たち。
201409さよなら原発中央集会 003hhh201409さよなら原発中央集会 007h201409さよなら原発中央集会 021hhh
集会終了後、京葉道路を錦糸町までデモ行進。ここでも私たちは横断幕「志賀原発を廃炉に!再稼働は認めない!」を掲げて、都民にアピールしました。
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 北陸中日新聞 9/24(左)と朝日新聞 同(右)

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