志賀原発を廃炉に!訴訟 原告団ホームページ

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2016年4月29日
by ok
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News 有識者会合の評価書を規制委が受理

志賀原発1号機の直下にあるS-1断層について、「活断層と解釈するのが合理的」とする有識者会合の評価書が4月27日、原子力規制委員会に提出され、受理されました。
新規制基準では、活断層の上に重要施設を設けることを禁止しており、規制委の適合性審査で北陸電力が断層の活動性を否定する証拠を出さない限り、1号機は廃炉を迫られることになります。
2号機についても、冷却用配管など重要施設の真下を横切るS-2・S-6断層の活動性が評価されており、再稼働のためには大規模な改修工事が必須です。
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上は北陸中日新聞(4/28)、下は同(4/29)

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2016年3月10日
by ok
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News「高浜原発差止の仮処分決定」

3月9日、大津地裁は滋賀県の住民の訴えを認め、再稼働したばかりの高浜原発3、4号機の運転を差止める仮処分決定を出しました。この決定は即法的拘束力を持つため、関西電力は10日午前中にも停止作業に入ることになります。
稼働中の原発を直ちに止める司法判断は史上初。3.11福島原発事故後、原子力規制委員会の新規制基準に適合し、再稼働した原発の運転が禁止されたのも初めてです。
山本善彦裁判長は決定の中で、福島原発事故の原因究明が進まない中で新規制基準を策定した規制委の姿勢に「非常に不安を覚える」とし、新規制基準への適合だけでは安全性の立証は不十分である、と述べました。また規制委の審査対象外となっている住民の避難計画についても、「国主導で早急に策定されることが必要」と指摘しました。
201603-10高浜差止ashh201603-10高浜差止chnh

 

左朝日新聞(3/10)
右北陸中日新聞(同)

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2016年3月4日
by ok
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News「志賀原発直下は活断層」

3月3日、原子力規制委員会は都内で有識者による評価会合を開催し、志賀原発1号機の直下にあるS-1断層について、「活断層と解釈するのが合理的」とする評価書案とりまとめに合意しました。また1、2号機タービン建屋下を走るS-2、S-6断層についても、「活断層の可能性がある」と評価しました。
3月末にも規制委に提出され、評価書として確定します。
規制委は評価書を「重要な知見とする」としており、新規制基準に基づく適合性審査に大きな影響を与えるものと思われます。
201603-4志賀活断層chnh201603-4志賀活断層ashh左は北陸中日新聞(3/4)、右は朝日新聞(同)
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