原告･サポーターのみなさま
3月17日（月）、株主差止め訴訟（富山訴訟）の第21回口頭弁論が行われます。
今年の冬は例年以上に強い寒波が襲来し、雪が降り続いています。富山・石川の各地の主要幹線道路・地方道・生活道路は大渋滞や凸凹状態で事故が多発し、日常生活にも大きな影響が出ています。
こんな時にもし、能登半島地震のような大地震が発生して志賀原発から放射能が大量に放出されたら、降り積もった雪の上に放射能が降り積もります。県の原子力防災訓練のような住民避難は不可能で、住民は放射能の雪の中に取り残されます。国や県の指示通りに屋内退避しても、家が雪に埋もれ、家の周りや屋根の除雪作業をしたら被曝します。道路や公共の場所などで除雪車を運転する作業員は、大量に被曝します。
今回の口頭弁論で原告側は、被告らが福島原発事故を踏まえた取締役会での検討が不十分であることや、重大事故時の住民避難困難の状況などについて主張します。　　
多くのみなさまが傍聴行動に参加してくださるようお願いします。

◇口頭弁論･報告集会の日程
14:05～原告･弁護団･支援者集合（裁判所横の元歩道橋）
14:10～裁判所まで行進（法廷棟3階廊下に待機）
14:30ごろ～傍聴券交付（先着順に35席）
15:00開廷～富山地裁1号法廷（約1時間の予定）
裁判終了後⇒富山県弁護士会館3階で報告集会