このたび新たに原告として参加されるみなさま。そしてこれまで共に裁判を支えていただいた第一次・第二次原告のみなさま。
「志賀原発を廃炉に!訴訟」の第三次提訴についてご案内申しあげます。
この訴訟は2012年6月に原告120人で金沢地裁に提訴し、翌2013年に福島からの避難者5人を加えて第二次提訴を行って以降、現在までに46回の口頭弁論を行っています。私たちは毎回原告意見陳述を行い、さまざまな観点から志賀原発の危険性を訴えてきました。
しかしながら、提訴から13年が経過したにもかかわらず、未だに結審に至っていません。被告北陸電力の訴訟の引き延ばしに加え、裁判所が司法の責任を放棄し、原子力規制委員会の判断を待ち続けるという姿勢に終始してきたことが大きな原因です。
昨年1月1日に起きた能登半島地震で、この裁判を巡る状況は大きく変りました。能登半島は太古からの地震による隆起で形成された地盤であり、さらに半島を囲む海域にも巨大な活断層があることが明らかになったのです。あの大地震が原発複合災害を起こさなかったのは、志賀1、2号機ともこの13年間、運転を停止していたからに過ぎません。
今回の第三次提訴はこの訴訟を必ず勝ち抜くための新たな一歩です。今日まで共に歩んできた原告の方々と、新たに加わってくださる原告のみなさま方にあらためて敬意を表します。当日は平日の日中という時間帯ではありますが、参加可能な方はぜひご参加くださいますようお願い申しあげます。
◇日 時;2025年11月17日(月)13:30~
◇集 合;白鳥路兼六園下側入口⇒裁判所まで行進
◇訴状提出:13:40~金沢地裁
◇報告集会:14:00~白鳥路ホテル山楽「鳳翔」の間(~15:00予定)
※当日お車でご参加の方は、金沢地裁または白鳥路ホテルの駐車場をご利用ください。

