第26回参議院選挙が22日公示され、石川県選挙区では過去最多の6人が立候補しました。政権を選択する衆議院選挙に対して、任期が6年で解散はなく腰を据えて政策実現に取り組める参議院議員の選挙は政策選択選挙とも言われます。国政の政策課題は多岐にわたりますが、原子力を含めたエネルギー政策もその中の重要な課題の一つです。
停止から11年を経過した志賀原発は現在、2号機の新規制基準適合性審査が続いています。今後の審査の展開によっては、今回の当選者の任期中に再稼働の是非が問われる局面もありうると思われます。知事をはじめとした自治体首長の判断が問われ、その大前提として県民の声が最大限尊重されるべきことは言うまでもありませんが、再稼働の前提となる国の原子力政策に深くかかわることのできるのが参議院議員です。各候補者は積極的に原子力政策について語り、有権者の判断を仰ぐべきだと考えます。
私たちは6月21日にまでに5人の候補者から回答を得ました。公示直前のお忙しい中、回答をいただいた候補者・陣営関係者の皆様に感謝申し上げます。現職である岡田直樹氏から回答がなかったことは残念と言わざるを得ません。
以下、回答一覧と補足意見も含めた各候補者の回答内容を公表します(回答到着順)。有権者の判断材料の一つとなれば幸いです。
2022年6月23日
志賀原発を廃炉に!訴訟原告団
さよなら!志賀原発ネットワーク
原水爆禁止石川県民会議
石川県平和運動センター
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回答…山田信一さん
回答…針原崇志さん
回答…西村祐士さん
回答…小山田経子さん
回答…先沖仁志さん