関西電力大飯原発3、4号機の安全性をめぐって、福井、近畿などの住民130人が原発設置許可の取消しを求めた訴訟の判決が12月4日、大阪地裁で言い渡されました。森鍵(もりかぎ)裁判長は原子力規制委員会の判断は「地震規模の想定で必要な検討をせず、看過しがたい錯誤、欠落がある」として、設置許可を取消しました。
福島原発事故後に策定された新規制基準の下で原発の設置許可を取消す司法判断は初めてで、全国の原発訴訟に影響を及ぼす可能性があります。
朝日新聞(12/5)
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