志賀原発を廃炉に!訴訟 原告団ホームページ

〒920-0024 金沢市西念3-3-5 フレンドパーク石川5F TEL (076)261-4657

2020年6月30日
by ok
0 comments

書面議決のまとめ

新型コロナウイルスの感染が深刻化する中、私たちは今年度の原告団総会を中止し、書面で議案への賛否やご意見を伺うという方式に変更させていただきました。議決の結果がまとまりましたので、以下報告いたします。

【議案に対する賛否について】
書面議決書で賛否を表明したのは、原告66名、サポーター(労組)4名で計70名。
第1号議案 2019年度活動および決算報告…賛成69、保留1
第2号議案 2020年度活動および予算…賛成69、保留1
第3号議案 2020年度役員改選…賛成69、保留1

【意見表明について】
議案に対する意見を記載してくれた方は22名でした。以下、主なものを紹介します。

「『二つの緊急事態宣言』についての指摘に、私たちが忘れてはならない3.11の教訓をあらためて考えさせられました。『ポストコロナ』に向かう情勢認識も示唆に富む内容でした」(津幡町・Oさん)

「議案の丁寧でわかりやすい文面に教えられ、感謝しています。原発を存続させることがもう不可能であることに目をつぶり、正常な判断をひたすら避ける情けなさ。何とか力をつなぎ合わせて『いのちこそ』という思いを届けたいです」(七尾市・Sさん)

「志賀原発のことだけでなく、福島のこと、全国の原発訴訟の状況など、どのページも知りたかった情報ばかりで、とても参考になりました」(羽咋市・Tさん)

「新型コロナ感染拡大に伴い、金沢・富山で口頭弁論の期日が取消されたこと、あわせて、金沢訴訟は提訴から8年になろうとしているのに、結審が先延ばしになっています。裁判長の責任は重大です」(富山市・Uさん)

「具体的で詳細な議案に、原告の一人として共感します。廃止措置計画の完了を想像すると気が遠くなりますが、自分が出来ることをひとつずつ着実にしていかねばと考えます」(七尾市・Sさん)

「世の中がコロナ一色に染まり、マスコミからも見えてこない原発の状況について詳しく記述されていて、自分自身忘れかけていたことを思い出すことができました」(金沢市・Tさん)

「コロナ禍で、不景気で、電力も余っていることでしょう。どうか、このまま原発が廃炉となるよう、心から願ってやみません」(金沢市・Mさん)

「『新型コロナウイルス感染防止』に託(かこつ)けて、北電の責任追求や訴訟の行方がうやむやにならないことを祈ります。市民の監視が大切だと思います」(金沢市・Hさん)

「コロナ禍でも、情報をしっかり共有し、連帯していきましょう」(富山市・Kさん)

「新型コロナ禍を受け、パラダイム転換の必要性にかなりのスペースを割いて、方針を提起していることに賛同します」(金沢市・Mさん)

「原発を再稼働する状況ではまったくない。北陸電力に志賀原発を運転する資格はない。あともう一歩です。ともにがんばりましょう!」(野々市市・Sさん)

2020年6月25日
by ok
0 comments

北陸電力が株主総会開催

6月25日、富山市の北陸電力本店で今年の株主総会が開催されました。
石川・富山の「北陸電力と共に脱原発をすすめる株主の会」の仲間たちは1990年から毎年出席し、社長や取締役に直接志賀原発の稼働中止などを訴えてきました。

この日も朝8時半から「株主の会」や支援者ら30余名が本店前に集まり、総会前のアピール行動を行いました。

今年の株主総会は新型コロナウイルスの影響できわめて異例な総会となりました。同社は感染拡大防止を口実に、総会招集通知に「総会当日の来場を控えてください」と繰り返し記載したり、株主の質問を2~3分に制限して審議時間の大幅削減を図るなど、株主総会の形骸化を目論みました。
その一方で、まったく不要不急の志賀原発の再稼働のための工事を続けています。
まさに、コロナ禍に悪のりして脱原発の声を抑えつつ、再稼働の動きを加速させようとしています。

午前10時からの株主総会には百余名(昨年の三分の一以下)が出席、「株主の会」の会員など十数名が経営陣に質問および修正動議、株主提案などを行いました。

 

北陸中日新聞(6/26)
※クリックすると拡大